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2016年05月31日

『Growing Reed』かっこいい我慢とは、どういう意味ですか?

またまたご無沙汰しておりました。
その間に、奇跡がおきて、森田くんの『ヒメアノ〜ル』初日舞台挨拶に友人が連れて行ってくれました。
六本木の回でした。
映画はご覧になってない方もいらっしゃると思いますので、細かいことは避けますが、まあまあ殺人シーンにそこそこ耐性のあるかたでしたらご覧になっていただきたいと思います。
残酷なシーン満載の映画ですが、切ないというか…苦しいというか…。
殺戮シーンに付いて言えば「ひと思いに死なせてやって…」とさえ思うような、観ていて痛いどころか、苦しみが伝わってくるというか…。とにかくえらくリアルで…。
刑事物などで殺人シーンがあっても、一発で即死ですよね。そんなんだったら全然平気なんですけどね…。

鑑賞後の舞台挨拶でした。
ムロさんが陽気な方で、いのっちばりに司会をなさっておりました。あ、ちゃんと司会はいらっしゃったんですよ。でも、ほとんどムロさんが質問をしてました。本当の司会者は「そうだったんですね」などと相づちを打つ位で出番がほとんどなしでした(^^;)。
ムロさんが「この映画はちびばかりで。日本映画界のちびを集めてちびが頑張った映画です」なんておっしゃって(ムロさんも小柄な方)。
森田くんも岳くんも小柄ですし、共演の佐渡川嬢もさらに小柄。可愛らしかったです。
舞台挨拶のおおまかな内容(私が観た六本木のもの)はこのTwitterでもしょうかいされていますので、ご参考に。
ここにはそれほどネタバレはないです。
https://twitter.com/himeanole_movie
でも、見終わっての舞台挨拶なので、全部書くネタバレになってしまうので…ちょっとやめておきます。
かなり残忍なシーンがありながら、映画評やレビューが好評なのは見れば納得なんですが、その残酷なシーンを乗り切れるかとどうかいうのが、鑑賞するかしないかの分かれ目なのだと思います。
私としては思い切って観ていただけたらと思うけれど、これほど観る人をえらぶ映画もないかもしれませんね。



それではりりーさんからいただいた『Growing Reed』をお届けします。

どうぞ!!

==*==*==*==*==*==*==*==

それではざっくりといってみましょう♪


ゲスト:大野雄二さん・作曲家、ジャズピアニスト
テーマ:かっこいい我慢とは、どういう意味ですか?

<オープニング>
音楽家として活動を始めておよそ50年。
作品には、アニメ「ルパン3世」のテーマなど誰もが知っている音楽を手掛けていらっしゃいます。
今夜はジャズマンとして、また、作曲家として心に残る音楽、音楽の威力とは何なのか、様々なエピソードを伺いたいと思います。

<音楽あけて> ←(音楽は、ルパーン‾‾♪、なつかしい〜^^です)
岡「大野さん、お誕生日おめでとうございます」
大「あっ、ありがとうございます」
岡「で、今ちょうどまわってお誕生日迎えた。75歳」←(5月30日がお誕生日なんですね)
大「なりたてですけどね」
岡「すごいですね〜〜、ずっとバリバリ現役で。かっこいいですよね。今日もアルマーニですか?」
大「いや、違います(笑)」
岡「いや〜〜、今日もバリバリかっこよく。大野さんをご紹介するときに、一番しっくりくるものっていうのは何になりますか?」
大「いま言ったら、ピアニストというのはおこがましいので、」
岡「え〜,なんでですか?」
大「へたですからね」
岡「あああ〜〜」
大「やっぱり作編曲家、あとまあ、それと一緒にプロデュースみたいなね。あのね、僕一番最初にジャズピアニストからスタートしているんですよね、でもね実はね6年くらいでやめてるんですよ」
岡「へえ〜〜、でもこの前も中野サンプラザでやられている時に弾かれていますよね?」
大「だからまた復活した、ってこと」
岡「へえ〜、あ、、そうなんですね」
大「要するにジャズピアニストとして作曲家でもなんでもなく、プレーヤーとして出発したんだけど、途中からピアノをやめて作編曲みたいなとこにいったときに忙しくてピアノとかはライブみたいなとこでできる状態じゃなくなっちゃった。で完璧に決別して辞めてるんです」
岡「アハハ、決別されてたんですね」
大「ものすごい決別したの」
岡「へえ〜〜、もうやらない!って」
大「自分の作った曲くらいは全部自分で弾いてますけどね、それくらいしか弾いてなくて」
岡「そうなんですね。ずっとでも、ピアノマンから曲をつくるほうにまわられて、数々の代表的な作品を残されてますけどね。『犬神家』もそうなんですね」
大「そうですね」
岡「流れますかね?『犬神家』も」
(曲、流れてます♪)
岡「これは、これはもうだって、有名も有名も、雰囲気出てくる曲ですけど、犬神家っていうね、これ作られた時、どういうイメージでつくられたんですか?」
大「これは、話しがやたらおどろおどろしいんで、そこに対極の感じで、綺麗なメロディーをつけていくんだけど、要素としては怖い要素、なんかわからないけど」
岡「そう、怖いですよね、これが流れると」
大「っていう音色をすごいさがした」
岡「へえ〜〜、音色、音を聞いて、音で怖さがでてくるものを」
大「だから、メロディーライン、具体的なものは綺麗な曲なんですよ。そのやってるソロ楽器とかが横溝さんの世界というか、そういうものをだせる楽器がないかな、と」
岡「これ、あのメロディーラインつくっている音って」
大「ダルシマっていうね、」
岡「インドのほうですか?」
大「ハンガリー」
岡「あ、ハンガりー」
大「これすごい弾くの難しいの」
岡「へえ〜〜」
大「ドレミファソラシドがそのまま、つながっていかない。ちょっと不思議な楽器なんですよ」
岡「作るときには当時どうやってこの楽器捜したんですか?今だったらパソコンで」
大「自分のなかでこういう楽器ないかな、と。これはダルシマという楽器をそのまま使っているんじゃなくて、シンセサイザーの一種のハーモニカみたいなのとユニゾンさせているんですよ。そこでより不思議な感じにさせているわけ」
岡「不思議、不思議ですよね」
大「あと、チェンバロという楽器とね」
岡「あ〜、クラシックな感じとあわせながら」
大「うん」
岡「そんな『犬神家』は1976年、ですね。ぼく生まれる前ですからね。そのあと『ルパン』ですか?『ルパン』は何年からでしったっけ?」
大「1977年からですけどね。1977年は角川映画の2作目が『人間の証明』というの」
岡「はいはい、名作ですよね」
大「77年はね、異常に忙しかった」
岡「う〜〜ん」
大「もう何やってるかわからないくらい」
岡「『人間の証明』もやって、『ルパン』も」
大「77年の10月で変わるんで、9月の半ばくらいまでにはとらなくてはならない。CMもやたらやっていたし」
岡「いろんなものを。77年はどのくらい抱えていたんですか?」
大「憶えていない。1年中レコーディングしてましたよ」
岡「365日レコーディングをしているということは365曲つくっている。。。」
大「いやいや365なんてもんじゃない。劇版って一日1曲つくるわけじゃないから。100曲くらいとる。こないだ新しい『ルパン』のとき、50曲書いてくれ、といわれたけど、自分のなかで、もう50じゃダメなんですよ」
岡「というと?」
大「またおんなじの流されちゃう、と思うから。50×4つとか5つとか作っておかないと、同じものかけられるの腹がたつ。同じような場面なんだけどたまにはこっちつかってあっち使ってってやると50じゃ足らないわけ」
岡「そうか〜、微妙なニュアンスにあわせた、こう曲をつくるわけですね〜」
大「そうしたら249になっちゃった」
岡「アハハハ、『ルパン』で、イタリアのやつ。あの、石川さゆりさんが歌ってる、つんくさんが作詞かな?ちょっと大人のルパンですよね」
大「うん、エンディングテーマね」

♪♪♪♪♪♪(その石川さゆりさんのルパンです)

岡「それってもうポンポンでてきちゃうんですか? それとも、苦しくはないんですか?」
大「絵があると、かなりできますよ」
岡「え〜、それは経験ですか?」
大「ビデオのリモコン持って、音をこのくらいのテンポかな、50秒くらいだな、とやっていくと凄く具体的にあるからつけやすい」
岡「それはもうジャズをやっていて、沁みついているセッション的なものですか?」
大「ジャズだけじゃダメですね。ちょっとジャズがいやになってCMをやったせいがすごくある」
岡「というと?」
大「CMというのは明日何頼まれるかわからないわけ」
岡「制約が多い」
大「制約だらけ。CMで面白いと思ったのは、それまでは制約が大嫌いだったわけ。でCMというのはいろんな注文がある。最初はそれが難しかったんだけど、いままで自由にやってきたけど、ここで音をこうしてくれ、と言われたりして大変なわけ。それを苦労するのがすごい面白くなっちゃって。作り終わって“どうだ!”っていう感じがあるわけ」
岡「戦いがあるんですね(笑)」
大「すごい面白い。もう一個ね、おもしろかったのは、注文つけられたとき、ど真ん中にあてるのじゃなくて、ちょっとはずれのほうにあてると、“そう来るとは思わなかった!”という曲をつくると仕事が増える」
岡「おもしろいよね〜とか」
大「それにはまっちゃたの」
岡「へえ〜〜、でもそれどの仕事でも大事な要素の感じがしますけどね。的にはいっているけどちょっと違うとこ。真ん中めざさないというのは」
大「うん、CMというのはそれの一番極端なとこ」
岡「それをやっていた経験が、後々」
大「『ルパン』なんかは、CMのおかげです」
岡「へえ〜〜、『ルパン』の、ここ今もうディレクターがすごい好きで、LPが」
大「ねえ、LPこんなに持っている人なかなか」
岡「これ凄いですよね〜、『ルパン』の音楽ってみんな知ってるし。知らない人いないですよね、日本人で。いないくらいですよね」
大「、、わりと知っているでしょうね」
岡「(笑)『ルパン三世のテーマ』というのも山ほど。いろんなバージョンがあるというか」
大「やたらありますよね」
岡「何バーションもつくってますよね。2016もできあがっているということで」
大「『ルパンのメインテーマ』で何通りあるかといったら100以上ありますね」
岡「メインテーマで100以上ですか」
大「おんなじ曲でどういうアレンジするか、ということですよ」
岡「う〜〜ん。また新しい6月8日に発売されます、これにも『ルパン三世のテーマ2016』というのがはいってます。これは何を意識して?」
大「これはバンドを新しくしたんで。一人増やしたんです」
岡「なんかそれを変えて新たな息吹みたいなものを?」
大「よりポップなかんじ。でも変えたメンバーの平均年齢は高いんです。」
岡「いくつくらいですか?」
大「一番若いのは28か9。ぼくが75。真ん中へんのひとが43、4。50くらいの人がいて。そこに66と66ふたりいれちゃったの」
岡「新メンバーが」
大「そう年寄りなの。だけど音が若いんです。それはどういうことかというと、『ルパン』の77年にやったときのメンバーをまたいれたの」← YOU &THE EXPLOSION BAND
岡「そうなるとまた音が」
大「かわるんです」
岡「へえ〜〜、じゃあ、ここで2016年の聴いちゃいましょうか、ルパン三世のテーマ」

♪♪♪♪♪♪

【楽曲制作の秘話をお聞きしました】
岡「かっこいいですよね〜。なんでその〜年齢を重ねても作り続けていられるんですか?本当にこう音楽と人生をかけてきた人生だと思いますけども」
大「あの、要するにね、あんまりね、ちょっと冗談がはいっていないといやな性格なわけ。だからあんまり突き詰めて難しいこととか頭でっかちなことって大嫌いなのね、やっぱりね、作曲家でもね、芸術家って呼ばれたくない部分が凄くあって。大衆作家でいたい」
岡「へえ〜〜、そうなんですね」
大「やっていることは、ただ受ければいい、ということをやっているわけではないですよ。ジャズ出身だし、自分のなかで優しい一番限界かな、というのは多少は難しくなっちゃうんだけど、ジャズの世界のなかで言ったら一番下世話にしたい」
岡「う〜〜ん。わかりやすさという」
大「わかりやすくて、楽しくて。聞いたら興奮してもらえる」
岡「う〜ん。さっき聞いた『ルパン三世のテーマ』とかも、本当は音楽家的にはもっと難しいコアな流れを作る手もあるじゃないですか。でもメインのテーマだからわかりやすく自分のなかではしていった、ということはあるんですか?」
大「いや、『ルパンのテーマ』つくるとき思っていたのは、テーマのメロディーが裸になった状態で、骨太でわかりやすくてかっこいい。だからどんなアレンジにしても対応できるようなメロディー」
岡「う〜ん、それがやっぱりこんなに長く愛されている。。。」
大「うん。でも勿論つくるときにこれだけ続くと思っていないですから、」
岡「へえ〜〜」
大「つくるときはアニメでふつう1年。人気があっても2年とかですから。ルパンというのはね、かっこいいといえばかっこいいですけど。小さい子が見てわかるような話でもちょっとないから。ぼくにとってはいい仕事でしたけど、ずっと続くとは全然思わないから」
岡「変な質問だと思うんですけど、どの『ルパン三世のテーマ』が、何年代のが好きですか?ご自身では」
大「いろいろ考え方があるんですけど」
岡「80年じゃないですか?」
大「いや、80も好きですよ」
岡「も、か。。。ぼく80年生れなんですよ」
大「あ、80は、これは、ちょっとね、びっくりしたの。プロデューサーから、こういうジャズのフルバンドみたいなのを『ルパン』でやっていいなんて思わなかったんだけど、全然かまわないっていうんで、だからそう意味では、一位かもしれない」
岡「嬉しいですね、これやっぱり一番覚えてる、残っているルパンのサウンドといったら、このイメージが」
大「ただ僕からしたら、一発目のルパンをつくったときの、」
岡「78年。でますか?」
(78年バージョン、流れてます♪♪♪)
岡「どう違うか。。。これもかっこいいよね、かっこいいですよね、なんかやっぱりエネルギーありますよね」
大「やっぱり77年というのはぼくの中で信じられないくらい仕事してた、ところですからね」
岡「ポンポン名作を生み出していたときですよね」
大「ぼくのなかでは来た仕事を間に合わせるだけで」
岡「心に残るっていうのが、人に伝わるものが多いですけど、大野さんの作品。それは何故だと思いますか?心に残るっていう」
大「(笑)いや、だから、、それは変なはなし、そう思ってつくっているからですよ」
岡「心に残るものをつくる、」
大「心に残るように」
岡「へえ〜〜」
大「つくりかたのね、考え方として、ぼくはね、最終的に全然かわるんですけど、まず文章に書くの」
岡「というと?」
大「たとえば時間とか、ね、こういう時間帯なんじゃないかな、とやると曲つくりやすいでしょ。24時間対応じゃなくて。夜なのかな?何時なのかな?って絞っていって曲つくっていくの。だから打ち合わせとかすごく大事なんです。絞り込んだ後はそれを解放していくわけよ」
岡「解放、、、これ哲学的というか、深くて。それはなかなかできないですよね」
大「そういう感じじゃないと、とっかかりがつかめないから。なんかメロディーが出来た段階で忘れて自分の好きなように書いていく」
岡「でも調べたり考えたり聞いたりしたことが身に沁みているから、解放して行ってもテーマの主で絞れているわけですよね」
大「うん、それと同時にCMで鍛えられた打ち合わせ術、の対応力、ということで字にかいたりするようになっていく」
岡「う〜〜ん、すごいなあ〜、やっぱり。哲学が迫っているっていうのもありますけど。音楽家生活のなかで、音楽というものは、漠然とした質問ですけど、どういうふうに捉えていますか? 人にとってどういう影響を与えるとか」
大「やっぱり聞いた瞬間楽しかったりとかね、反応がそれぞれ違うけどすごく出るわけですよ。わあ〜いい気持だな〜とか楽しくなってもらいたいというのがすごくあって。バラードを聞いてもなんかあたたかい、とか。冷たいものは好きじゃない。いつも自分のなかでホットでいたい」
岡「あ、ご自身のなかでもホットでいたい」
大「うん、それで出てきたときにクールにしたい」
岡「(笑)か、かっこいいですね〜〜。出てきたときにはクールにしたい」
大「だからアレンジとかで、わあ〜としたら自分の気持ちがわ〜となっているときにアレンジで抑えるわけ。だから我慢するの。やっぱりかっこいいっていうのは我慢。全部出しちゃうと意外とだめなの」
岡「う〜〜ん、かっこいいと我慢、ちょっとぼく今日、辞書に。あの〜ちょっとノートにメモを(笑)」
大「(笑)」

♪♪♪♪♪♪

岡「いまも、そんなかっこいい大野さんですけど、精力的にライブ活動をされていますけど。最近は中野サンプラザでもやられたというのもありますけど。これか!これですね、『ルパン三世コンサート』」
大「うん、それはね、コンサートもやるんですけど、後ろで、昔から今までのね、いい画面とかを後ろのスクリーンに映してやったんです」
岡「へえ〜〜」
大「このDVDになっているやつは日本で2か所してやっていないんですけど。中野サンプラザと仙台のサンプラ。二日しかやってないんですけど。これはおもしろかった」
岡「不二子ちゃんもでてきたりするんですね」
大「不二子ちゃんもバックにでてくるし。あとコンサートグループもいる」
岡「へえ〜〜、これは僕たちはまた、見にはいけないんですか? 新たなライブというのはやらないんですか?」
大「やりますよ。勿論」
岡「おっ、いつからですか?」
大「活動するのが、6月からなので、6月から」
岡「結構いきますね。6月12日から12月26日。大阪まで。東京タワーホール、大阪は新歌舞伎座まで」
大「そう、新歌舞伎座がなかなかいいんですよ、提灯がついてたりして」
岡「あ、そうですよね。その雰囲気のなかこの音楽もかっこいいですよね、長野、福岡、京都、北海道、滋賀、山口、広島、兵庫、大阪。これをやるんですね〜。トリオもやりますね」
大「僕がもうちょっとジャスをピアニストでやってたころの感じをいまだにやっているわけ」
岡「大野雄二トリオ。香川県で、6月25日に」
大「それはわりと」
岡「コアなかんじ?」
大「そう、ちょっとね」
岡「それも見てみたいですね」
大「ぼく一番すきなのは50人くらいのところでやるのが好きなの。お客さんがこのへんにいて。手を出せばピアノを一緒に弾けちゃうくらいなのが好きなの」
岡「そのくらいの、ジャズはそのくらいがいいですよね。なんか近くで」
大「だからドラムのステイックの破片が飛んできて危ないみたいな、」
岡「アハハ、飛んじゃうみたいな、そういうところで、ちっちゃいとこ、ちっちゃいとこって言ったら変ですけど、そういうところでジャスをね、やるっていうのね、かっこいいですよね」
大「一番楽しいです」
岡「なんか貫きたい姿勢みたいなの、あるんですか?75歳になられましたけど」
大「だから貫きたいとか思わないことですよ。いい加減にやっているかんじ」
岡「へえ〜〜、(笑)いい加減と我慢と」
大「うん。そういうんじゃないと。あとね、習慣にすると人ってやるんだけど、なんかやろうと思ったりして急にいろんなこと固めていくと嫌になるでしょ。だから練習って習慣にすると怖くてしないわけにいかなくなるわけでしょ、それとおんなじですよ。僕の場合はその規律は緩いから、法律を自分でつくってないんで。でも知らない間に引きこもりになっちゃってた」
岡「(笑)すごいですよね〜、引きこもりから生まれてくる、あついところから生まれてきて、クールに冷まして届ける、見習います」
大「いやいやいや、とんでもない」
岡「あははは、ありがとうございます」←(最後の『ありがとうございます』、は笑いの後だったけれど、とっても神妙な言いかたでした)

♪♪♪♪♪♪

<最後の岡田くんのまとめ>」
いやあ〜やっぱり、かっこいいですね〜〜
なんだろなあ〜
最近この世代の方とお仕事することあるんですけど、やっぱりかっこいいんですよね〜〜
70代とか80代のかた、エネルギッシュさとか、なんかこう、哲学があるじゃないですか。
長く続けてきた、あの〜それだけ考えて悩んできたとか、戦ってきたことだったりとかが、そういうのが経験として先輩方にはあるから、全部が深かったりとか。
熱く熱く情熱をもってつくって、クールに届けるんだよ、ってさらっと言える、かっこよさみたいなのがね、僕ら世代からはたまらないかっこよさで。
毎日思うんですよね、自分が70代くらいの時に仕事ができてたら、こんなふうになれてんのかな、とか。
最近そういうこう仕事をすることがあって。
なんかそういうのも経験できるのも、いい時間を過ごさせてもらってるな、と最近すごく、この歳でね、そういう方とお仕事ができるというのもすごく幸せな時間を感じていますけど。
そういうおじさんになりたいな、というね、それはすごく思います。
ぜひそんな大野さんですね、かっこいい大野さんの姿を見てもらいたいですけども。
ライブが2016年6月12日、12月26日までやっております。
そして大野雄二トリオという、ちょっとコアなね、やつも6月25日香川でありますんで、興味のある方は行って下さい。
そして6月8日リリースされます『YujiOhno&Lupintic Six YEAH!!YEAH!!』
是非今の『ルパン』というのをね、是非聞いてみて下さい。

*******

以上です。

==*==*==*==*==*==*==*==

ありがとうございました!!

大野雄二さんといえば『ルパン三世』ですよね。これはアニメを知らなくても絶対聴いたことがあるはずの曲。それほど凄い浸透している曲ですね。
大野さんは慶応出身なんですが、私が大好きだったThe Playersというバンドのバンマスだったコルゲンさん(故・鈴木宏昌さん)、佐藤允彦さんと共に“慶應のピアノ三羽烏”と言われていたそうです。
そして、大野さんのバンド“You & Explosion Band”のメンバーが
松木恒秀(G)、長岡道夫(Bass/SHOGUNのミッチー長岡)、数原晋(Tp)、渡嘉敷祐一(Dr)、市原康(Dr)
で、ギターの松木さんとドラムの渡嘉敷さんはThe Playersのメンバーでもありました。
トランペットの数原さんはスタジオミュージシャンとして数々の曲に参加なさっています。松木さん、渡嘉敷さんもしかり(渡嘉敷さんはだいたいベースの岡沢章さんと組んでいることが多かったです)。
長岡さんは“SHOGUN”というバンドのメンバーで、このバンドは松田優作さん主演の『探偵物語』や沖雅也さん主演の『俺たちは天使だ』のテーマ曲を演奏してました。
とまあ、なんだか懐かしい面々を思い出してしまいました。
新しいバンド“Yuji Ohno & Lupintic Six”にも長岡さんは参加なさってます。
ジャズは小さなところでとおっしゃってましたが、本当に私がライブハウスに通っていたときはそうでした。主にPIT INNという、新宿と六本木にあるライブハウスでしたが。
う〜、懐かしい。
その頃の自分は、後に自分がV6ファンになるなんて思いもよらなかったですね〜。
フュージョン大好きだったので(といっても語れるほどではないですが)。
話がとっちらかって申し訳ないですが、『犬神家の一族』の曲、確かに聴き直すとメロディーラインは綺麗ですよね。それをあの音で演奏することでおどろおどろしさを醸し出すということだったのですね。
いや〜、今回は特に自分の親しんだものも絡んでいたので面白かったです。



レスり〜♪


レスり〜
posted by さすらい母 at 00:10| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 岡田准一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月24日

『Growing Reed』なぜ、写真に刺繍するようになったのですか?

ご無沙汰しておりました。

なんかりりーさんのレポート頼り(便り、かも?)になってますね(^^;)
やばいやばい。
なんか…なんなのかな…
あふれかえる情報を受け止めきれず、放心状態というのか…。
あっ!そんななか、本屋さんで『海賊〜』のチラシを発見!!
思わず持って帰ってきちゃいました。
まさか本屋さんで手に入るとは!
結構な凄みのある風情。
公開が楽しみです。


それではりりーさんからいただいていた『Growing Reed』をお届けします。

どうぞ!!

==*==*==*==*==*==*==*==

それではざっくりといってみましょう♪



ゲスト:清川あさみさん・アーティスト
テーマ:なぜ、写真に刺繍するようになったのですか?


<オープニング>
糸を使って数々の作品を発表してきた清川さんにとって、今年は制作活動15周年を迎えるメモリアルイヤーです。
あるときは今を時めく美女たちを採取して、動物や植物に姿を変えてみたり、またある時は名作と呼ばれる絵本の世界に針と糸、ビーズを使って新たな息を吹き込んでみたり、と、まるで魔法使いのように作品を生み出す清川さん。
ただ作品の根底には人間の本質やコンプレックスと向き合う姿勢があると聞きます。
針と糸で作品を紡ぎ出して15年。
糸で作られる人間のリアルをひも解いていきたいと思います。

<音楽あけて>
岡「清川さん、おひさしぶりです」
清「はい、おひさしぶりです」
岡「おひさしぶりですね〜」
清「どんぐらいぶりですかね?」
岡「どんぐらいだろう? でも8年?」
清「8年。作品をもってくださったり、いろいろ繋がりがあるのに、ちょっと、ウフフフ、ご無沙汰?」
岡「そうなんですよね、今年15周年?」
清「そうなんですよ」
岡「おめでとうございます。15周年なんですね〜。最近なにか変わったことありました?」
清「え? それは何か、ちょっと(笑)私にふりますか?」
岡「かわったことありますか?最近」
清「(笑)」
岡「結婚したんですよね? あら〜」
清「そうなんです、あついですよ(笑)」
岡「きょうも素敵な、なんかマダムみたいな」
清「うちわを」
岡「どうですか、最近は作品つくり」
清「ずっとつくってたんですよ。それこそ今の、あの主人の、ラジオにきたことあるって言ってました」 ←ご主人は名和晃平さん。2013/9/8のゲストさんです。レポは
http://take-the-a-train.seesaa.net/archives/20130910-1.html
岡「あります、あります」
清「ウフフフ」
岡「なんか、天才同志が一緒になっちゃうと困っちゃうよね」
清「困っちゃいますか」
岡「うん。清川さんも天才の部類じゃない?」
清「そうなんですかね」
岡「自分ではね。なにが見えてるんですか?」
清「いつも?」
岡「やっぱね、目がね、いや、なんだろうね、悪く聞こえたらアレですけど、目が怖いですよね」
清「そうですね、見透かされてる、ってよくみんなに言われますね」
岡「なんとかeyeって名前がつきそうな」
清「なんとかeyeつけてください、きょう」
岡「なんだろう、サーチアイみたいな。。。」
清「サーチアイ」
岡「美女採集とかも、なんだっけ、いろいろやってたやつも、人間のコンプレックス、本質と向き合う姿勢があって、見つめていて生れてくる創作活動なわけですよね。なにをみて、、、
人魚姫のときも普通の人魚姫のはなしを針と糸でつくっていったときに、すごい立体的で色も複雑な色で、深い海の色だったりとか物語だったり、それこそ人魚姫がもっているコンプレックスであったり本質を表現してる感じがして」
清「そうですね、特に目の前にある物とか人とかの奥の奥をみるのが凄い好きだし、多分本質的にまずそこを見ちゃうんですよね」
岡「う〜〜ん。それは昔からですか?」
清「そうですね。淡路島に生れて。自然しか無い場所で。」
岡「どっちかといったら自然の場所ですよね」
清「そこで育って。ひともたくさん近いんですね。なんか島なので。人との距離感で、なんだろう、その人の奥をみてしまう、という癖が多分ついてしまったんだろうと思うんですけど」
岡「それは昔のその時から」
清「保育園の時からですね〜。子供の頃から凄く冷静にいろんなことを分析する子供、可愛くな〜い!アハハハ」
岡「でもどっかでそういうところはね、子供は表面見ている部分と、奥の、この人笑ってないな、とかなんかあったのかな〜とか。途中で東京にでてくるわけですよね?」
清「でてきますね」
岡「それは服をつくるために?」
清「美大にむけて予備校とか通っていたんですけど。推薦の話を先生としているときに、はっと関西じゃなくてもっと遠いところに行きたい!という気持ちが出てきて。自分が何も知らない場所に身をおきたくなって。相談していたら東京の服飾の学校をすすめられたんです。服も当時好きで、ファッションっていいなあ〜と思っていたんでしょうね。上京したその日にスカウトされて」
岡「それは読者モデル?」
清「読者モデルでデビューしながら学校が始まった、という二足のわらじの学校生活が始まったという」
岡「もと読者モデルですよね、全然かくしてないですよね。そこからへえ〜〜、モデルだけじゃなくて作る側に。それはいつごろからですか?」
清「でもそういうデビューしてからも自分が表に出るだけじゃなくて、やっぱりぶれないで仕事だけこなして学校へ行くという繰り返しだったので、わりとクリエイションはそのころからページつくりとから関わったり」
岡「それどうやって関わっていったんですか?そこがみんな、やる人とやらない人とでは差ができるじゃないですか?」
清「そうですね」
岡「やりたいけどやらない人もいれば、やれる、こうきっかけがあったわけですよね?」
清「なんか自分がおもしろいと思うことを提案するのがもともと好きで。目の前にあることをこなすだけじゃなくて、こうやったほうが読者の人が楽しいんじゃないか、とかおもしろいんじゃないかとかを提案をよくしていましたね」
岡「自分から?」
清「自分で面白い、と思うものをよく話すくせがありましたね」

♪♪♪♪♪♪

岡「最初、通った企画は何ですか?」
清「一番最初はですね、それこそ一般の方から応募して、その人をスタイリングして、一緒にアートディレクションしてカメラマンさんに写真を撮ってもらって、私も出て、その方と一緒に撮影されるという企画を(笑)一緒にやりました。そういう企画とか、付け毛がおもしろいと思ったら、こういう付け毛がおもしろいんじゃないかっていう提案をしたり、ズボンやスパッツのこういうはき方がおもしろいんじゃないかという提案をして、おもしろいページつくりがやりたいなあ〜と思って」
岡「じゃあものつくりとしておもしろいものがつくりたい、っていうのが先に」
清「先に出ちゃうんです。」
岡「そのままタレントになるとかモデルを極める、とかいうのは興味がなかった?」
清「全くなく。ホントにスカウトされたことも偶然なので。本質的に表に出続けるひとでもないので」
岡「いつぐらいからですか?自分がアーティストとしてものつくりに邁進していくきっかけになったのは?」
清「きっかけは。。。そうですね、卒業したと同時にモデルも辞めつつ、一回自分を追いつめてみたんですね。材料が布とかいろいろなものがあったのでちょっと作品をつくってみたらおもしろいものが出来たので、ちょっとやっていこうかな、と。2、3か月作り続けてみたら結構いいものができたので、そのあたりから自分はものつくりをするしかないのかな、と思い始めたんですよね」
岡「その一個目の作品というのが、自分で納得がいくものが出来たんですか?」
清「最初は全然できてなくて、ひたすら作り続けてました。ミシンと布だけで絵を描き始めて。それをひたすらホントにひたすらつくる、ということをやっていたんですよ」
岡「へえ〜〜、その作品は今どこにあるんですか?ぼくらは見れるんですか?」
清「それは、最初のほうの作品集の2001、2年くらいに出た『futo』(ふと)という作品集に掲載されているんですけど。2001年くらいに初個展をしたんですね。そこで展示された作品がそこにははいっているんですけど。それが一番最初。ウフフ」
岡「写真と生地、糸とかを組み合わせたっていうのはいつ頃からなんですか?」
清「それは2005、6年からです」
岡「あ、結構あるんですね、4、5年経ってから」
清「そう。ずっと新しい手法を考えていた。発表したのが2005、6年なので。つくりはじめたのは2003、4年ですかね」
岡「それはなんで生まれたんですか?」
清「新しい技法を捜しているときに、一つのなにか価値のある絵を作りたいな、と思ったときに、写真も好きだし当時糸とか布とか使っていたので、この二つがちょっと共存した瞬間があったんですよね。家にいたときに、写真の上に糸がのっかっている瞬間があったんですよ。それを見て縫ってみようと思ったのが最初のきっかけなんですけど。だいたい追いつめられると新しい手法がうまれる(笑)」
岡「(笑)追いつめられると。へえ〜〜、苦しくないですか? 創作をするっていうのって」
清「そう基本ゼロベースなんでめっちゃしんどいですよ、ウフフフ、アハハハ」
岡「笑ってる(笑)」
清「すすめない、クリエイターは」
岡「そうですよね、みんなやっぱり、クリエイター、ゼロから一を生み出す人たちは、クリエイターはみんな苦しいだろうし。清川さんだって雑誌とかやっているから、相当なペースでやってますよね。美女採集とかまだやってますよね?」
清「やってます」
岡「あれ何年やってるんですか?」
清「もう長いですよ、あれ」
岡「10年以上?」
清「10、、、何年」
岡「何作品くらい?」
清「200人くらい採集してますね」
岡「あれは有名ですよね」
清「岡田さん、知ってます?」
岡「知ってますよ。アハハ、知ってる、知ってる。なんか昆虫みたいにしてみたり。写真に組み合わせて。ね、やってるやつ」
清「そう、男の人もやったんですよ」
岡「なんでしたっけ?俺呼ばれてないんですよ」
清「そう、呼んでない」
岡「なんで、呼ばないんですか!? アハハハハ」←(この瞬時の返しの間が絶妙でした・笑)
清「アハハハ、呼ぶ機会がなかったんですよね、多分」
岡「男糸(だんし)」
清「男に糸とかいて男糸。それはまあ女性のために始めたんですけどね」
岡「女性のために?」
清「人間って二種類しかいないので。でもやっぱり女性のほうがおもしろいですね」
岡「男性のほうは30名。アジアを代表する著名な30名とコラボし、男性の発するオーラをモノクロ写真に収める。男の美学、生き様を表現」
清「そう。呼ばれてない(笑)」
岡「呼ばれなかった。。。(笑)。俺の男の美学、出てなかったですね〜〜」
清「とってます、とってますよ、岡田さんの分は。エネルギーためておきますから(笑)」
岡「でてなかったなあ〜」←(本当に残念そうな岡田くんでした・笑)
清「撮りますよ」

♪♪♪♪♪♪

【作品へのアプローチについてお聞きしました】
岡「女の人のほうが難しい? あ、楽しい?」
清「女の人はね、やっぱり凄い変化するんですよ」
岡「撮ってて?」
清「やってて。関わっていても。あと、レイヤーがあるんですよ」
岡「レイヤーというのは?」
清「見た目だけでない、その裏側の本質が、とくに女性のほうがあるので」
岡「そういうのって、女性だからわかる女性の、、、男はわからないっていいますよね」
清「男の人はわからないと思いますね(笑)」
岡「女性の、なんだろう、女の人が好きな男の人と、男の人に受けがいい女性と、みたいなもので。男にはわからない女性のレイヤーが」
清「はいはいはい。私にはみえますよ。ウフフフ」
岡「見えるんだ〜。そういうのをちょっとかえて」
清「動植物にたとえて、いろんなふうに過剰装飾して、その写真を作品にするんですけど。一見キレイなんですけど、コンセプトがいちいち結構毒があるんです」
岡「女性ならではの毒ですか?」
清「女性ならではの毒、、、ですね」
岡「毒か〜、ちょっと一緒にみたいですね」
清「全部おしえます」
岡「じゃあ一番これははまったなという人と、なにに変えたか」
清「だいたい本人が当たってる、っていってくるんですけど。私会わないようにするんですよ、撮影前に」
岡「あ、本人と?」
清「会ってしまうと、優しくなってしまうので。いいテーマをつけてしまわないために」
岡「客観的に見れるように?」
清「はい。Youtubeとそのひとが写っている写真をみて大体その人の性格をかきだして、動植物に当てはめるんです」
岡「じゃあその当たってるって言ったひと誰ですか?」
清「大体みんないいますけどね。私が結構おもしろかったのは、壇蜜さん」
岡「壇蜜さん」
清「結果ナメクジにしたんですね」
岡「アハハ、何で、、、なんでだろうなあ〜」
清「あのね、ちょっとお塩かけると、ぱっといなくなりそうな、はかなさと、、、」
岡「それって、壇蜜さんのいろんなもの見て、ナメクジだな、って思うんですか?家で」
清「思うんです。家で。アハハハ。心のなかをジワーっと侵略していく感じがナメクジだなあ〜って。夏木マリさんも、、、」
岡「夏木マリさんは?」
清「生きる化石みたいだから、アンモナイトにしてみたりとか」
岡「あ〜〜、それはなんかイメージつきますね」
清「あと中谷美紀さんは、絶滅危惧種だなあ〜と思ったのでトキにしたり」
岡「(笑)姉さん、姉さん、中谷ねえさんね、トキ、はあ〜〜」
清「皆さん、それぞれ毒のあるコンセプトなんだけど、見た目はとってもホントにお花のように綺麗に作品は仕上げるんですけど、よく見ると、いっぱい穴があいて針がささった跡があるし、コンセプトもとっても裏があるから楽しんでやってくれるんですけど」
岡「写真もディレクションして撮ってもらうわけですよね。自分で撮っているわけではなかったでしたっけ?」
清「自分で撮るときもありますけど基本的にはディレクションしてやってますね」
岡「それはもう構図ができて、上にこういうイメージを描いていくというのは、最初から決まっていて撮るんですか?それとも当日まで会わないわけですよね」
清「大体決まってますね。決めてることが多いですね」
岡「へえ〜〜、ほかにだれか教えてください」
清「あとは、、、、沢尻エリカさん。わりととんがっている時期にお会いしたんですが、最初は蜘蛛にしましたね」
岡「あ〜、本人嫌がらなかったですか?」
清「聞きたい、とおっしゃったので、いろいろ説明して、服をきせて、そうしたらスパイダーウーマンに見事に変身され(笑)。蜘蛛っていうのは毒を持っているというか、本人が強いのでひっかかっているのはみんなだよっていうメッセージだったんですけど」
岡「男糸は?」
清「男糸は〜、いろんな人をやってるんですよね〜」
岡「30人」
清「この表紙をになってくれた金子ノブアキさんとかは」
岡「金子くんね」
清「あの〜」
岡「かっこいいっすね、金子くん」
清「でも金子さんに泣いてもらって」
岡「泣け!っていったんですか?(笑)」
清「そう、ウフフフ」
岡「なんで金子くん、、、あ、でも儚い金子くん」
清「なんかね、ドラムとかをいかつい感じで叩いているんだけど、心がとってもピュアな人なんですよね」
岡「ね、そうですよね」
清「優しすぎるから、なんかこう、その優しさをミカエルにしようと思って」
岡「はあ〜〜、だから裸なんですね」
清「うん、あと松尾スズキさんとかは杉田玄白にしたりとか」
岡「どういうことだ。。。。イメージがわかないな。。。解体新書なかんじ?」
清「そうです、そうです」
岡「変態なかんじ? へえ〜〜」
清「男性も癖が強い方が、一番やりやすいんですよ」
岡「ま、においがね、匂いというのか色香というのか」
清「ただ綺麗な人って全然作品になりにくくて。後ろに闇があったり、こう暗さがあったりコンプレックスがあったり、戦ったあとがたくさんある人のほうが作品にしやすい」
岡「ぼくは、(笑)ならないってことですか?」
清「いや、岡田さんは、」
岡「アハハ、お願いしますよ」
清「でも当時まだまだ、でも今日お会いしてお久しぶりなんですけど、」
岡「どうですか?」
清「とっても大人になりましたね(笑)アハハハハハ」
岡「アハハハハ、8年前くらいでしょ?26、7くらいですから」
清「いまいくつですか?」
岡「35ですよ」
清「わあ〜、ホントですか?凄い。時を感じる。あんとき20代だったんですね。」
岡「そうですよ、20代ですから。そろそろ色香をとってもらっても構わないですよ(笑)」
清「いい具合に丸く、なんか優しい雰囲気がでましたね」
岡「う〜ん」

♪♪♪♪♪♪  (←えっ、ここで音楽いっちゃうの?って思わず思ってしまった私です。もっと続きが聴きたかったな)

岡「清川あさみ15周年記念個展ITOTOITO(いとといと)。現在も表参道GYREで開催中ということで。この春たくさんの人がね、来てくれているみたいですけど」
清「そうなんです。岡田さんはまだ来てないんですよね?(笑)」
岡「まだ、そうですね、行きます!GYREですよね」
清「絶対好きだと思いますよ」
岡「多分好きだと思います。これ?これは違うのかな?」←(なにか見ながら言っています)
清「あ、それはそうです。それも新作の一つなんですけど。これが結構私のなかで実験をメチャメチャ繰り返してやっとできた作品なんですね」
岡「作品集第一。作品集もでていますけど。これどうなってんだ?」
清「これは、一対一という作品。今回の個展にも展示しているんですけど。それだけをまとめた本ができたので、今日持ってきたんですけど」
岡「これ一対一って、いろんな意味のある一対一ですよね?」
清「そう、ですね。主に一対一という比率で一対一というシリーズに名前をつけたんですけど。今、世の中的にSNSを発信して自分で自分を広告できる時代になったじゃないですか。でそのSNSのなかでも一対一の比率のものがあるじゃないですか。そのSNSをずっとみているときに、ポジとネガの色を反転させて、重ね合わせて新たな色をつくって、普段見てる日常の風景がたくさんの恋愛でできているんじゃないかという錯覚がおこりそうな作品にしようと思ったんですよ」
岡「へえ〜〜、でもおもしろい色味になりますね」
清「これすごく、めちゃくちゃ大変な技法で」
岡「これどうやって、ポジとネガをあわせて?」
清「そうです。糸に印刷をして、そこからアクリルを流し込んで、写真に重ねてるんですよ」
岡「あ、これ糸、糸に印刷して、、、、で、? 糸をバア‾ってカーテンみたいに?」
清「手作業でとめていくんですね」
岡「向こうが見えないくらいにね、がーっと」
清「そこに印刷をし、そこからまたアクリルを流し込むんですね、熱い」
岡「流し込む、固めるってことですね。アクリルに閉じ込めちゃう」
清「それを写真に重ねて距離をつくって、あの〜見せることによってこういう3Dみたいな立体が生れるんですよね」
岡「なんか変な感じなんですよね」
清{変なもの好きですよね?ウフフフ}
岡「変なもの好きです。アハハハ、変っていうか、そうね」
清「とっても視覚的にも不思議な作品で。かなりおもしろい。それを一冊の本に。ストイックな作品集」
岡「ストイックだなあ〜。今の時代にこんなにストイックな、ねえ〜。ものを。すごいですね〜、あいかわらず、ハハハ。作品作りに対してそのストイックさというのはどこから来るんですか? 新しいものへのチャレンジだったりとか、それこそ締め切りもたくさんあるだろうし。新しい技法だったりとか。感覚に敏感だと傷つくでしょ?」
清「そうですね」
岡「とか掘り下げてものをつくるとかいうのは、俺が知っているクリエイターの一線でやっている人みんな傷ついてるんですよ」
清「傷ついてるんですか?気づいちゃうからですかね、いろいろ? 私はそれを楽しんいるタイプです」
岡「ね、なんか。じゃあね、最後にコンプレックスってどう見てますか?」
清「コンプレックス?あ、岡田さんに聞きたかったんですけど、コンプレックスは現在ありますか?」
岡「コンプレックスというコンプレックスはもうないんですよね〜」
清「なくなりますよね」
岡「う〜ん、若いころはあったかもしれないですけど。。。う〜ん、いまさら身長ほしいと思わないし。アハハハ」
清「私も私も(笑)」
岡「ね、人より自分に付き合っている年齢が長いじゃないですか。だから自分のことは自分でね、もう変わらないというのは受け止めているし。その、ね、年齢重ねていけば、どんどん変化して。良くなるものもあれば悪くなるものも、ね、あって、というのも自分として受けいれているものだから、コンプレックスがあったのはやっぱり10代だったのかなあ〜って思いますけどね」
清「私もそうですね。でも大人になっても所々だいたいコンプレックスというものは受け入れられない部分も普通にでてくると思うんですよね。成長していけば。でもなんかそういうものすら作品にしてしまったほうがおもしろいなと思っているので、自分にとってはそれが原動力ですね」
岡「コンプレックスが原動力」
清「はい」

♪♪♪♪♪♪

<最後の岡田くんのまとめ>
ねえ〜〜、やっぱりね、言葉悪くいうとね、悪く聞こえるかもしれないですけど、やっぱ化け物なんですよね。
会った人のなかでは化け物感があるねえ〜、ちょっと天才肌の感じがする、匂いがする人なんですよね〜〜
何が見えてて、どういうふうに考えているんだろうなあ〜〜って思わせる人がたまに会うんですよ。
そういう人がなんか天才なんだな、と思うんですけど、僕は。
迫力あるんですよね。なんか、何考えてるんだろうな〜っていうのが。何がみえてるんだろうな、と感じさせてくれる魅力的な人だな〜と思いますし。
是非ね、みなさんも、表参道、神宮前ですね、GYRE(ジャイル)のほうで、3階です。
清川あさみ15周年新作個展ITOTOITO 4月5日から5月25日までやっていますので。なんか糸に転写してアクリルでなんかやっている。
ちょっと体験して見てもらえるといいんじゃないのかな、と思います。
僕も行きます。
「いきますよね?」みたいなこう怖い感じで言われたんで。アハハハ、いやいや冗談ですけど。
僕もなんか行ってね、作品に触れてみたいな、と思います。

*******

以上です。

==*==*==*==*==*==*==*==

ありがとうございました!!

岡田くん、芸術家が大好きですよね。
読書モデル出身ということは可愛い方なのかな?きれい?…すみません、写真観てないので(^^;)
どんな作品なのか全く想像がつきません。
ということで、HP。
http://www.asamikiyokawa.com/
なんか不思議な感じですね。
ご本人の写真は『Growing Reed』のHPで拝見いたしました。
なるほど!!でした。
記念の展示会に岡田くんは行けたのかな?



レスり〜♪



レスり〜
posted by さすらい母 at 23:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 岡田准一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月17日

『Growing Reed』なぜ今、2050年の夜景に注目しているんですか?

ご無沙汰しておりました。

そんななか、蜷川さんが亡くなりました。
森田くんの舞台の演出は叶いませんでした。
http://www.cinra.net/news/20160418-vinylnoshiro
鼻にカニューレをつけてらっしゃる姿を何かで拝見して、心配になったものですが…。
蜷川さんはアイドルをいわれる人たちを積極的に起用なさってましたよね。
岡田くんも森田くんもその一人。そして中でも森田くんのことは結構認めてくださっているんだろうなと思っていました。
藤原くんの弔辞を聞いて、あんなこといわれたら頑張れるよなぁって思いました。
厳しいだけじゃやっぱり人は付いてこないわけで、そこにちゃんと“愛情”があるからあれだけ厳しくてもみんなが付いていくし、蜷川さんを好きなんですよね。
私はもともと舞台を観に行くことはなかったのですが、V6ファンになってから初めて自分で舞台を観ました。そのひとつが『血は立ったまま眠っ ている』でした。
ちょっとこれは私には難解なものでしたが…。
本当に残念です。
ご冥福をお祈り致します。


それでは月曜日に戴いたりりーさんの『Growing Reed』をお届けします。

どうぞ!!

==*==*==*==*==*==*==*==

それではざっくりといってみましょう♪


ゲスト:面出薫(めんでかおる)さん・照明デザイナー
テーマ:なぜ今、2050年の夜景に注目しているんですか?

<オープニング>
ここ六本木ヒルズや東京国際フォーラム、京都駅の駅ビル、東京駅丸の内駅舎、保存復元ライトアップなどの照明計画を手がけた、日本を代表する照明デザイナーです。
時には実際に街中を歩きながら、都市のリアルな光を調査するという光の探偵のような活動もライフワークにされています。
そんな面出さんが今見つめているのは、2050年の光。
今夜は未来の光に思いを馳せながらその輝きを一緒に覗いてみたいと思います。

<音楽あけて>
岡「面出さん、はじめまして。」
面「はじめまして。よろしくお願いします」
岡「よろしくお願いします。あの、照明デザイナーというと、照明器具などのプロダクトをデザインするイメージをお持ちのかたも多いかと思うんですけど。面出さんのお仕事というとどういうことになるんですか?」
面「そうですね。幅広いですよね。照明器具の姿かたちをかっこよくデザインするというのは苦手だったり(笑)」
岡「へえ〜〜」
面「だから照明器具がなくて、光がかっこよく整っていると、結構みんなお互い美男美女に見えたりとか、雰囲気があるじゃないですか。だから照明効果を考えていくと、それが建築照明デザインという世界だったんですよ」
岡「へえ〜、もう38年」
面「そうですね」
岡「都市と光の関係を探ろう!ということですよね。そう思われたきっかけというのは何ですか?」
面「大学ではそういいながら工業デザインをやってた。だからその道でいくと車をデザインするというのが花形だったんですよ。そういうカースタイルみたいなね。そうじゃなくてぼくはどちらかというと光の環境みたいなね。環境デザインをしていた」
岡「なぜそれに興味をもったんですか?光に。そのころは車、プロダクトデザインがかっこいいみたいな。そういう時代に俺ひかりだ、光にいこうかなと」
面「あのね、多分僕の世代って団塊の世代よりちょっと何年か遅れてるんですけど、みんなひねくれているんですよ(笑)。だから身の回りにあるものをひっくり返して考えたり、なんか違うんじゃないかと疑ってかかったりするような。日本の場合、もののライフが短い、ゴミつくっちゃってるな、と思った。だからものを作らないでもっと人を楽しませるデザイン、音があったり、ちょっと光の状態を考えると幸せになれるみたいな、それが大きくいうとぼくにとっては環境のデザインというかんじがした」
岡「かっこいい〜〜ですね〜。でもそのころ光って注目されていましたか?街の光とかどうだったんですか?」
面「いやいや、皆さんの意識はそうではないですよね。照明っていうと明るいことが大切だと。明るければいいところが」
岡「そうですよね。あかりの大切さというのも味わって。戦後というか、ちょっとたって。灯りがある、ということがどんなにいいことかっていう。長持ちするとか」
面「照明というのは電気だった。それが少したつとシャンデリアとかいろいろな照明器具がヨーロッパからはいってきた。僕がはじめたころはそうじゃないんじゃないかな、と予感したし。光の環境がうまく整ってくるとみんなが幸せに時間がすごせる、きれいな景色が光で描けるとか」

♪♪♪♪♪♪

岡「僕ら最近、きれいな照明に街にいくと触れているというか、とくに面出さん作品の六本木ヒルズとか、今写真でヒルズの見たんですけど、きれいですね、照明」
面「写真は特にきれいに撮っていますからね(笑)」
岡「アハハハ、改めて。あ、やっぱりって。なんか慣れてきてるところもあるのか、」
面「そうですね。ヒルズではね、どこ行っても気を付けたことは、眩しい光がない」
岡「眩しさがない、ギラギラしてない」
面「これはね〜、日本人は時々ね、明るさというのはそのままギラギラっていうね、明るさというのがギラギラそのままランプが見えちゃうような、それにちょっと錯覚しているところがあるんだけど、ヒルズ来ると、みんな穏やかな柔らかい光にしたいと思ったのと、あとそのころ白い水銀灯だったり色の白い蛍光灯だったり、色がみんな白かったの。ヒルズはね、あたたかいもっとオレンジ色の気持ちが安らぐ光で統一したいと思ったの」
岡「へえ〜〜、それはどの段階で建築にはいっていくんですか?もうできあがってからライティングはこうですよ、という関係ではないですよね」
面「そうですね、できるだけ早く建築の設計だとか街の設計の細かいことが出来る前に相談されると、光でこんなことができるよ、ということが多いですね。ヒルズも一番最初に声かけていただいてから出来上がるまで5年ちょっとかかりましたよね」
岡「5年! 5年もかかるんですね」
面「建築照明だったらそれくらいかかりますし、都市照明だったら10年くらいつきあって街が段段できてくるということになる」
岡「へえ〜〜、すごいですね、長いスパンかけて」
面「だから少しずつ少しずつ自分たちのイメージを伝えて、それから細かくなって、光をいろいろところで実験して見て見てとかそういうデザインプロセスが長いですよね」
岡「う〜〜ん。六本木ヒルズは優しさ。なんで優しさのある光にしようとしたんですか?どっちかというと六本木というと僕らの若いときのイメージはギラギラしている。やっぱりエキサイティングな大人の街だというのが。六本木ヒルズというとまたちょっと違う感じの物じゃないですか」
面「だから、エキサイティングなだけのことというと、渋谷とか新宿とかに任せておいてもいいけれど、六本木というのはちょっと違った文化があったり、少し大人であったり少しハイソであったりして。港区も街全体が真っ白くできているところが多かったところに、六本木6丁目というこの大きな開発のなかであたたか〜い光が、ここにくるとまわりと違うな、という、そういうことが狙いだったんですね」
岡「空気を、雰囲気をつくる、ということになるんですか?」
面「そう、だからわかりづらいんだけど、空気をデザインするというか気配をデザインするというか」
岡「気配を」
面「光のデザイン、ぼくが最終的に狙っているのは、気配のデザイン。光だけじゃなくて風がす〜っと違う音が聞こえてきたり。いろいろと感覚的なことが複合してできるじゃないですか。その中で一番大切なのは光、陰であるんだけど」
岡「深いですね、ものすごく深い。でも座って、ベンチみたいな、石の座れるよ、みたいなところに座ると、足元の下からライトがぶわ〜っと出ててとか、上だけ当たっているわけではなくて、下だけ足元だけじんわり、提灯じゃないけど、昔のようなあたたかい光で包まれている、足元を照らされている、とか」
面「そうですね、良く気がついておられる。それはね、またさっき言ったあたたかい光とか眩しさがないとかと違って、もう一つ違う原則で。六本木ヒルズがこう上から照らすんじゃなくて、低い位置の光にしようと思ったんですよ」
岡「う〜〜ん」
面「低い位置の光というのは、私達の気持ちをあたたかくしたりゆったりさせたりするには灯りのポジションがだんだん低くなんなくちゃいけない、と思っているんですよ」
岡「う〜〜」
面「いろりみたいなもんですかね。低い位置になっていくほど人々は気持ちを溶いていく、ゆるやかになっていく、と信じているのね。だからヒルズは足元にちょっと間接照明があったり」
岡「安らぎがあるんですね。ぼくらも照明の意図を汲み取ってその場所に行って、こうなのかな〜とか感じてみたり、照明をじっくり見るのもおもしろいことなのかも、しれないですね」
面「おもしろいですよ」

♪♪♪♪♪♪

【光の現在、過去、未来について深くお聞きしました】
岡「面出さんは、照明探偵団という活動もされている、これは何ですか?」
面「(笑)探偵団というのは、ぼくらの世代は照明じゃなくて少年探偵団だった、知ってます(笑)?」
岡「滅茶苦茶昔のやつで、ちょっと知ってるくらいです」
面「あのイメージがあったんですけど。照明を、みんなで街にでて、街にあるいい光、悪い光を僕たちは光の英雄だ、とか光の犯罪者だとかいろいろ言ってるんだけど(笑)」
岡「アハハハ、楽しく言ってるんですね」
面「小さいことを大きく膨らませながら見ると、ほんとにつまらない光も多いし、ちょっとしたすごくいいねえ〜という芸術的光もあるのね」
岡「へえ〜、それは意図した光であったり、偶然うまれたものだったり、あるんですか?」
面「偶然できちゃう場合もありますね〜いい光がね。でも悪い光というのは殆どが意図した光ではない。意図してないからなんでこんなに眩しいんだ、とかなっちゃう」
岡「ギラギラしているとか眩しいとかというのでダメだな、というのは何となくわかるんですけど、それ以外で、プロが見てダメだと思う照明ってどういうものなんですか?」
面「そうですね〜〜、例えばそれは私たちが20世紀にやってきたことの裏返しみたいなことでね、あんまり明るすぎる、コンビニも夜にあんなに明るい必要は無いんで。20世紀に明るくすれば幸せなんだ、ということで明るさの足し算掛け算ばかりしてきてしまった。もうすこしダイエットしないといけないんじゃないかと思っているし。環境省も言っていますけど光害ですね」
岡「光害にまでなっているんですね」
面「そう、光ってとってもおもしろいことも沢山できるんだけど、ちょっと行き過ぎちゃうと危ないことがすごく多い」
岡「というと?」
面「ですから今いったみたいに、LEDができて、全部LEDになると街のなかがまぶしすぎる光になってしまう。均一にして、陰をなくしてしまったんですよ、20世紀には」
岡「日本は。まあ防犯とか安全面とかで」
面「それでも犯罪はなくならない。やっぱり適切な影があって光は生きるし。光があるところには必ず影があるという原則なんだけど」
岡「陰と陽があって、バランスが保たれる」
面「谷崎潤一郎がいう陰影礼賛というそういう世界からはほど遠くなっちゃいましたよね」
岡「これはね〜。光の世界というのはおもしろいですけれども。2020年のその先、未来の光というのを、面出さんは目を向けていらっしゃるということで」
面「そうですね。とりあえず2020年というのはオリンピックで海外のお客さん迎えて、そこまでに東京はこれだけの夜景でかっこよく迎えなくてはいけないわけですけれども」
岡「いま実際にやられている、2020年オリンピックに向けてつくられているというのはどこかあるんですか?」
面「言うと、あの〜オリンピックのスポーツ施設とかもありますけれど、それだけじゃなくていろんなホテルや商業施設がもういっかいリノベーションしているので、私達は海外での仕事が多かったのですが、ここにきて国内の仕事がとても忙しいですね」
岡「(笑)今大変なんじゃないですか?」
面「(笑)まあ、私達は忙しくするのが好きな人たちだから、アハハハ」
岡「6月10日まで月島にありますテンポラリーコンテンポラリーにて、『Nightscape2050 未来の街・光・人』展を開催中ということで。Nightscape, 夜景ですか?」
面「夜景というと、高いところから街をみる、みたいなね、それはね私たちは俯瞰した夜景といいますけど。ただ私たちはこの展覧会では、夜景という言葉のなかに、人と光が将来どんなふうに付き合っていくかとか、街がその結果どういう光でできていくのか、とかそういうことをみんなで考えるきっかけになるようなプラットホームを提供しようということが展覧会の意味なの」
岡「38年、40年近くですよね、お仕事されて照明の世界、多分がらっとくらい変わっていって、ここからまた40年でまた照明っていうのは、また変わるということですか?」
面「そうですね。今までの38年以上にこれからの、僕たちは2050年の夜景といっていて。そこまでにはもっともっと変わっちゃうんじゃないかと。変わっちゃうし、危ない方向へいっちゃいけないから、みんなで変わり方を考えようよ、ということなんですけどね」
岡「へえ〜〜」
面「でも2050年ってぼくら1950年生れですから、ちょうど100歳なんだ(笑)なんかね〜、まだ光の杖ついて街を闊歩しているかどうか、わかりません(笑)」
岡「ね、探偵団やっててほしいですけどね(笑)100歳のとき」
面「うん、でもそのくらいのスパンで少し先のことをみんなで議論しないと、すごく今私たちが技術におっかけられて翻弄されているというか。どんどん便利になっていく。ただ便利ということだけが生活の目的ではないはずだし、照明でちょっと不便であってもロウソクでちょっと火をつけるとかそういうこともあるので。すべてがLED化して、すべてがコンピューターで人間がやることをとってかわられちゃったら生活がつまらないんじゃないかな、という気がするんですよね」

♪♪♪♪♪♪

岡「照明さんとかと現場で触れるじゃないですか、光を扱っている。やっぱりかっこいいんですよね。光を見ている人の眼って、ぼくらってちょっと触れているからわかることもあるんですけど。何を見えてるんだろう、とかあれをこうやりたいのか、とか。僕ら、仕事場でちょっと触れてたりするから」
面「あ〜、なるほどね」
岡「自分と違うものを見ているかのような、でもその影響だったり雰囲気だったり効果だったりとか、芝居を助けたりとかいろいろなことを消してくれたりとか、すごいそういうのがおもしろいなあ〜と」
面「そうでしょうね、岡田さんはじゃあかなり光に敏感なひとなんだ」
岡「いや、多分惚れてるんだと思います。照明部とか照明、光を見る人の感じている様、かっこいいですよね。こっちからするとなにを見ているのかわからないような感じで、すごくいろいろなことを感じている目をしながら、」
面「あそこにこういう光がほしいとか、このくらいの色の光がもう少し、とかいろいろなことを。舞台の人はとりわけ時間のデザインをしているんですよね。光のデザインというのは時間をデザインする仕事だ、と思うときもある」
岡「かっこいいですね。100パー理解ちょっとできない(笑)。時間をデザインするんですね」
面「たとえばここで1時間話をするんでも、こう光が変わっていったりすると、違う話になっていくかもしれないですよね」
岡「あ、そうですよね」
面「だから必ず太陽の光でもロウソクでも自然光の元というのは時間が移ろいでいるんですよ。変化してる。変化のなかにいるからいろんなリズムで生活しているんだけど、これが人工の照明というのはそういう変化を忘れさせてしまうことが多かった。だから舞台の照明さんを見るといろいろ学びますよ。どういう風に時間を変化させながら短い時間にいろんなことを語っていくかとかね」
岡「う〜〜ん。ホントに感じる、感じるものなんですよね、光は。う〜〜ん。じゃ
あ、面出さんが考える、人間らしい光とはなんですか?」
面「あ〜〜、人間らしい、ね。僕はもう少し忙しいだけの人間なんで、もう少し僕も人間らしく生きたいな、と思っているんだけど(笑)。時間をゆったり使いながら楽しみながら、自分のわがままを許す時間をつくる、というのは人間らしい。人間らしいというのは、、人間も動物ですからね、自然のなかに生かされている動物なので。最新技術がどんどんくる中で、それを使ってでも、最終的にはナチュラルライト、自然光。太陽の光や日の光、月のあかりや蛍の光。そういうものにだけ心が惹かれているところがあるので。人間らしい光。2050年の展覧会のなかでもみんなに質問しているんだけど、私としては、物凄くハイテクを使いながら、自然光、何万年も私たちが生きてきたそういう光、灯りみたいなものを大切にしていくことになるんだろう、と思いますよ」

♪♪♪♪♪♪

<最後の岡田くんのまとめ>
いやあ〜、照明の世界もすごくやっぱりおもしろいですよね〜
改めて街とか場所に行って、いろいろね、作っている人の意図だったり優しさだったり、面影だったりを感じて歩くというのも、街を好きになったりね。
この場所好きだなあ〜という場所って、何か実は作られていたりとかするものがあったりするし、この時間のこの光がおれ好きなんだよなあ〜、だからここの場所でお茶飲みたいんだよなあ〜っていうのがあるっていうのも豊かな感じがしますし。
皆さんもそういう時間を捜してみるのもいかがでしょうか。
え〜、Nightscape2050、月島のテンポラリーコンテンポラリーという場所で行われますので、是非みなさんね、5月14日から行われていますので。6月10日までです。
2050年の夜景というのを感じてもらいに、皆さん見に行っていただきたいです。

********

以上です。

==*==*==*==*==*==*==*==

ありがとうございました!!

照明も岡田くんは好きそう。でもこのかたとは初対面だったのですね。それはちょっと意外な気がしました(^^;)
LEDは、うちの近所の街灯がLEDになったのですが、なんか暗いんですよ。
光そのものはシャープなんですが、広がりがないし、冷たい色合いで、暗いんです。
選んだ電球のせいですかね?
だから、省エネかもしれないんだけど、蛍光灯の方がよかったなぁって思っていて…。
信号などはすっかりLEDに置き換わってきていますね。
そして、スカイツリーは確かLEDでしたっけ?
って、なんか話がずれちゃいましたが…。
いろんな所の照明をデザインするって、楽しそうですけど、それがその場の雰囲気を決めてしまうからやはり責任重大ですよね。
昔は繁華街の夜景といえばネオンサインのイメージしかない。もちろん、いまでも繁華街はそういうもので覆われているし、それはそれではまっているように思えるところがおもしろいですね。


あっ!!そういえば今日はいのっちの誕生日でしたね!!
おめでとうございます(^^)
昨日の『しゃべくり7』で森田くんに思いっきり「嫌い」って言われてましたけど、なんのなんの。
これからもメンバーのいい“あにき”でいて欲しいです。
やっぱりいのっちの存在は大きいから。



レスり〜♪


レスり〜
posted by さすらい母 at 22:37| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 岡田准一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月11日

Growing Reed『今は、人類の進化が加速している時代とはどういう事ですか?』

またまたご無沙汰して済みません。

CDのおまけがなかなか出ませんね〜。
私は『ヒメアノ〜ル』の完成披露試写会にはずれ、“若者向け”のNHK音楽番組にはずれ…と残念な日々を送っています。
ほんと、くじ運(?)が悪いことこの上なしで…。
せめて初日舞台挨拶には行きたいな〜。
あの映画、えぐいけれど、イタリアの映画祭で評判がよかったみたいですよね。
http://www.cinemacafe.net/article/2016/04/27/40024.html
V6ファンとして嬉しい限り。
思えば、宮本亜門さんの作品ではニューヨーク公演も行われたり、今回の映画ではイタリアでお披露目されたりと、森田くんの作品は海外で評判になっている印象がありますね。
岡田くんのはどうなんだろう?
まあしかし、ほんと、V6って多才な人材に恵まれてますね。
面白いグループなわけだと思います(^^)



それでは月曜日に届いていたりりーさんの『Growing Reed』をお届けします。

どうぞ!!

==*==*==*==*==*==*==*==

それではざっくりといってみましょう♪


ゲスト:夏野剛(なつのたけし)さん・慶応大学政策メディア研究科の特別招聘教授
テーマ:今は、人類の進化が加速している時代とはどういう事ですか?

<オープニング>
以前番組にお越しいただいたのは2009年の年末でしたが、2010年代の今、テクノロジーやメディアのあり方が目まぐるしく変化しています。
この時代の流れを夏野さんはどのように見つめているのでしょうか。
今夜はその視線の先にある光を一緒に覗いてみたいと思います。

<音楽あけて>
岡「夏野さん、おひさしぶりです」
夏「ご無沙汰してます」
岡「2009年にお会いして」
夏「いやあ〜、歳とりましたね〜〜」
岡「(笑)いやいや変わらないですよ」
夏「いや、岡田さん!大俳優に。前から大俳優だったけど、すごいもう。黒田官兵衛前だもの」
岡「いやいや汗かいてきちゃった。。。あ、そうですね」
夏「黒田官兵衛、衝撃的でしたね〜」
岡「いやあ、前も経済のはなしをお聞きして。前向きに2010年は結構いいんじゃないかとお聞きした覚えがあって」
夏「あのころはオリンピックも決まっていないし。でも前向きになったと思いませんか?」
岡「そうですね。言われれば」
夏「紆余曲折あったけど。やっぱり震災もあったし。そういうのも経過したけれど。2009年よりは今のほうが元気な気がしますね」
岡「う〜ん。どんどん変わって」
夏「そうですね、2008年がリーマンショックだったから、そういうことも含めると、少し」
岡「いま、前もそうでしたけど、慶応で教えていらっしゃると」
夏「そうですね、今週から授業がある」
岡「なんか面白いスタイルで教えていると」
夏「あ、そうなんですよね、僕の授業は結構履修人数も多いので」
岡「何人くらい教えるんですか?」
夏「実は去年は多すぎて、履修制限というのがあって、とりたいと言った人の人数を減らすというのが普通なんだけど、去年履修制限をかけなかったら650人になっちゃって。去年は大教室で大変だった」
岡「わあ〜大人気ということですよね」
夏「まあ、ありがたいお話しですけど」
岡「そんなに教えれるもんなんですか?」
夏「え、一応仕事なんで」
岡「うまるんですか?」
夏「埋まります。600人はいる教室だったのでちょっと立ち見になっちゃうんですが。でも今年は250人に減らして、選抜して。でやってるんですけど250人でも多いので、双方向にしたいので。僕の授業はツイッター自由なんですよ」
岡「というと授業中に?」
夏「大きなスクリーンの半分にぼくの資料をパーポイントで。もう片側にはタイムラインをだしておいて、みんなハッシュタグをつけてつぶやいてくれと」
岡「じゃあそこにみんな」
夏「ドーンとでてきますよね。僕もチラチラそれをみながら。突っ込みには意見を返したりとか」
岡「こそこそ言うのではなくて。むこうの言葉も聞けるしこっちも言えるし」
夏「ちなみにハイと手をあげて意見をいうのは自由にしてますから。ただコソコソがいやなんですよね。250人の授業でもコソコソしゃべっている人ってみんな見えちゃう、教壇からでも。こっちも気分が悪いししゃべっている回りの人にも迷惑。その代わりいいたいことがあれば、手をあげるかツイッターで」
岡「そのスタイルって、今まで誰かがやっているスタイルなんですか?」
夏「いやあ〜、やってないかもしれないですね〜。だから僕の授業中はハッシュタグがつくので、時々トレンド入りしたりします」
岡「アハハ、へえ〜〜」
夏「ベストテンにはいると、発言はカウントしているので評価のとき加点を倍にしてあげるということに今年の授業はしています」
岡「これ今新入学期。どうですか?」
夏「いやあ〜、今の学生さんはぼくの学生時代に比べると、はるかにレベルが高いですね」
岡「へえ〜〜」
夏「これはね、IT時代なので調べもの能力が異常に高いので」
岡「あ〜、調べるということに関しては昔より断然早いですよね」
夏「断然ですよね」
岡「ネットとかコンピューター関係が」
夏「へたするとね、ぼくの作っている資料のデーターが古かったりする」
岡「へえ〜〜」
夏「授業が始まる前に資料をつくっておくんだけど、『最新の数字だと先生それ違ってます』とか言われちゃったりする(笑)」
岡「アハハ、へえ〜〜」
夏「だから昔っからつまんない授業というのは知識を伝達する授業だった。で、昔は10年間同じようなことを教えている先生とかいたんだけど今は無理ですね。もう情報が古いんで。しかもね、レストラン評価サイトみたいに、学生に評価されちゃう。教える方もプレッシャーですよね〜」
岡「じゃあ今は教えるほうのスタイルというのも変わってきてますよね。いい先生が本当に残るけど」
夏「大変ですよ〜。授業なくなったりしますからね、人気ないとね。授業で4.0きるとちょっとショックですよね。楽しませないと」

♪♪♪♪♪♪

岡「内容はどういう事を今教えていらっしゃる?」
夏「僕の専門というのは、インターネットとかネットワークテクノロジー、IOTといわれる小さい端末をいろんなものにつけてデーターがとれるという世界が今始まっているんですけど。こういった新しい技術がどういう影響を社会・政治・経済そして我々の生活に与えているのか、ということをみんなに今いちどわかってもらおう、という授業」
岡「2010年から振り返ってみるとどうですか?」
夏「2010年代というのはね、おもしろいことがいろいろ起きていて。そもそも2000年以降にITというものがドーンと出てきた。これによって何がかわったかというと、組織と個人のパワーバランスが変わったんですよ。どういうことかというと、20世紀はどこの会社に勤めているから、ということが専門性だった。それがインターネットで情報を得られるようになって、組織にいなくても専門家がでてくるようになった」
岡「う〜ん」
夏「自動車会社のひとより車に詳しい単なるオタクが今やまほどいる。鉄道に詳しい鉄子、鉄ちゃんが日本だけでも20万人ほどいるらしい。これがまた知識のレベルがすごい。こういう時代が到来しているんですね。さらにこれが2010年代になるとこれが成果としてあらわれてきているんです」
岡「結果として出てきてる」
夏「最近この科学技術の発展ってなんか加速している感じしませんか?」
岡「そうですね。AIとか二足ロボットとかも」
夏「あ、ロボットとかもそうですね。それとヒトゲノムの解析とかね。分析終わっちゃってんです。想像を超えるスピードで科学技術が今発展してるんです。これはそれぞれの専門家がネットで繋がっているんです」
岡「コミュニケーションがとれる」
夏「コミュニケーションがとれるだけじゃなくて、あ、この人が発見したということがもう一日で知っちゃうわけです。リアルタイムでわかる。世界中の人の発見や気づきがすぐさまたくさんの人に共有される。そういう社会が来ちゃった」
岡「それは。。。どうなっていくんですか?」
夏「これはね、恐ろしいことが起こると思っていて。2100年くらい、僕たちが生きてはいないころに、教科書にこの20世紀(21世紀ですよね)の最初の20年をどのように書かれるかなというのが凄い関心があって。ぼくはこう書かれると思っていて。“人類の進化が加速し始めた20年”それの真っただ中にぼくら生きているんですよ、そういうふうに思っているんですよ」
岡「すごいですね。おもしろい時代だとは思いますよね、時代がこう変わっていく変換期に、ね」
夏「変化のスピードが凄い早いと思っていて。これも一人一人がネットワークに繋がっているので、一人が気づいたことが伝搬するスピードが速い」
岡「スマホとか」
夏「常時つながっているから」
岡「どこまでいっちゃうんですか?」
夏「どこまででもいくんです。だってスマホをみんなが持っている時代なんて20年前は思っていなかったんですから」
岡「普及までが早いですよね」
夏「それとこんなものがあったらいいな、というものを実現することが割と簡単になった。おサイフケータイを僕がつくったのも、自分がいつもどっちか忘れちゃうから。構想してから7年でできました」
岡「Iモードはどうなんですか?」
夏「Iモードは一年半でつくりましたからね。2年か」
岡「めちゃくちゃ早い時代」
夏「変化をおこせる時代」

♪♪♪♪♪♪

【気になるテクノロジーの未来についてお聞きしました】
岡「その〜未来は明るいんですか? 制御できないとかっていう問題も映画とかでよくあるじゃないですか」
夏「あるじゃないですか、50年前も同じように言われているんですよね。自動車のときも同じようなことも言われたんですよね。どの時代にも新しいテクノロジーが出てくると言われることなんだけど。どの時代でも結果的には受け入れてうまく慣れているんですよね。これが人間です」
岡「じゃあ、慣れていくと」
夏「慣れていくどころかね、これね、テクノロジーアダプテーションというんですけどね」
岡「アダプテーション?」
夏「適応ということなんだけど。社会がテクノロジーに慣れていく、適応していく。すみ分けができていく。人間が作り上げるテクノロジーですから人間のなかでうま〜く取り入れつきあっていくことができると思いますね」
岡「最近、夏野さんが気になっているなんかトピックスとかテクノロジーは?」
夏「これはね〜、僕が今一番ワクワクしているのは人工知能AIですよね」
岡「AIは、制御できなくなる、ということは無いんですか?」
夏「いや、あるかもしれない」
岡「ですよね」
夏「まあ、付き合い方だと思う。AIがでてきてワクワクする側面というのは、今までは人間がくんだプログラミングしか動かないものが、自分で学習するわけですね、AIというのは。自分が教えた以上のことをやってくる可能性がある。これはね、ワクワクしますよね。うちなんかは子供がいますでしょ。子供と同じなんですよ。子供というのは必ず親を超えていくんです。だからみんなが経験していることなんです。ただし全面的に超えることはないんです。長く生きていなければわからないことがある。だからそんなに悲観しなくていいと思う。みんな怖がるんだけど、うまく付き合えば自分のチカラにもなる、ということだと思いますよ」
岡「う〜ん。変わっていきそうですね」
夏「変わると思いますね。特につまんない仕事をより任せられる」
岡「雇用問題とか問題になりませんか?」
夏「もともとつまんない仕事なんだからやめたほうがいいじゃない。たとえばね、意外とコンピューターに任せられないのが、営業の仕事、接客。これはね、人の顔色みながら臨機応変に変えていかないといけないし。営業スタイルとかもある。人間はこういう顔をしてたら必ずこういう対応がいいということではないので難しい。でも一方でマニュアル通りの対応というのもあるんですよ。銀行の窓口。これはAIにやってもらったほうがいいですよ」
岡「(笑)あ、いやいや、人と場所によりますよね。あんまり人の心に踏み込まないようにする仕事はありますものね。距離をとって」←(岡田くん、必死のフォロー・笑)
夏「距離をとって、こういうのはロボットにやってもらったほうがいい。怒ってバーンとたたいても壊れないから」
岡「どういう世界にねえ」
夏「ホテルのフロントなんかは、ロボットホテルとかでてきちゃったから」
岡「もうあるんですか?」
夏「ハウステンボス」
岡「タッチパネルですか?」
夏「ロボットの形してますよ」
岡「へえ〜〜」
夏「5年後にはあっちこっちで出てきますよ。本当はオリンピックに間に合わせたいんですけどね」
岡「そうですよね。東京でもそこにむけていろいろ」
夏「交番にロボットがいたらおもしろいですよね。道案内とかはマルチリンガルなロボットが」
岡「じゃあ街の見た目とかも変わっていくかもしれないですね」
夏「見た目はどうだろうなあ〜。見た目はあんまり変わらないかもしれないですね」
岡「ちょっとしたコンテンツが変わっていく。おもしろい時代に生きているわけですね」
夏「こういう時代がきたら怖いなあ、と思うより、こんなことできるかな、できるかも、と前向きにとらえていったら面白いと思うんですよね」

♪♪♪♪♪♪

岡「夏野さんの仕事術やコミュニケーション力についてちょっと伺いたいと思うんですが」
夏「あ、仕事術ね、やっぱりAIとかでてくるとね、あんまり真面目に仕事しないほうがいいと思うんですよ」
岡「いやいや(笑)そんなことないでしょ、真面目に仕事しましょうよ」
夏「で、ちょっと不真面目なほうがおもしろくなると。AIには勘がないんですよ。人間には勘がある。ぼくは会議とかで、資料をもってきて判断してくださいというときは5分で判断する。5分で判断できないことは1時間考えても判断できないんで」
岡「へえ〜、それは直観も含めて5分以内ででる結論が」
夏「5分で結論出せない場合は二つあって、一つは説明資料が不足している場合。もうひとつは自分の領域ではない場合。その判断材料のなかには説明の仕方もあるんです。担当者の自信の有りなし。これはAIには真似できないでしょ。だからコミュニケーション大事にして。時間が余るんで世間話して自分のなかの肥やしになる。人を介してはいってくる情報が面白い」
岡「5月14日に筑波大学で開催されるJ-WAVEのイベント、イノベーションワールドフェスタ2016に出演されるということで。」
夏「はい。筑波大学遠いねえ〜」
岡「これどうですか?」
夏「これ楽しみなんですよ。違う知識、個性がコミュニケーションすると必ず摩擦が起きます。この摩擦がイノベーションの源なんです。知恵を絞らないといけない。人に説明すると自分が気づいていないことが見つかったりする。だからものすごく楽しみにしています」
岡「夏野さん、いつも楽しそうですよね。エネルギッシュだし」
夏「あのね、悩みも多いんですよ。悩みも多いんだけど、やっぱり」
岡「なに悩むんですか?」
夏「悩みはね〜、どうやったら奥さんに尊敬されるか、とかね。なかなか尊敬されないんだよね〜、いろいろあるんですよ」
岡「その摩擦でうまれるイノベーション、そこに自分で考えたり経験したりしたことだったりを考えるとか」
夏「考えて動く。発信しないとだめなんで。よくツイッターで炎上していますけど、それも摩擦がおきてわかることもあるんで。定期的に炎上しています」
岡「いま、炎上しています、で終わりそうですけど(笑)。最後にですね、これからの世の中に期待すること」
夏「僕はね、ほんとにね、この時代に生れて良かったなあ〜と思うことがあって。それはね、夢のようなことが自分の人生で叶ったんですよ」
岡「というと?」
夏「5年前には絶対にありえないと思っていた製品がでてきたり、こういうものが欲しいなあ〜と思ったら5年後には実現してたりする。今レオナルドダビンチが生きていたら、考えたものがおそらく全部できちゃう。こんなおもしろい時代無いと思うんですよ。だからね、新しいものがでてきたらなるべく試す。毛嫌いしないで。で、試してみてどういうふうに使えるかを想像してみる。これをね、楽しいなあ〜と思う。夢見る必要がないんです。夢みたいな製品がどんどん出てくる。自分でもつくれちゃう」
岡「う〜ん。使いかたが問われる時代にもなってるということですね」
夏「「それは言える。うまくリードしていく立場になれたらいいな、と思っています。そのためには解釈してあげなければならない。この製品このサービスというのは作った人ではなくて周りが考えていくものだと思うんですよね。そういう役割をぼくが果せたらいいなあ〜と思っています」

♪♪♪♪♪♪

<最後の岡田くんのまとめ>
ねえ〜、おもしろい時代なんだろうなあ〜というのをね、すごい感じますよね。
なんでも実現していって、ただやっぱり使いかたが、ぼくらにとっては当たり前に時代が変わっていって、便利なものが身近に増えていって、それをこうどう使っていくのかというのがね、今後課題になってくるんだろうし。
どうなんですかね〜〜、SFとかアニメとかでAIと仲良くしゃべっていたり一緒に学校行ってたりとかっていう作品ありますけど、そういう時代は来るんですかね〜
来るかもしれないですよね。人工知能というのができればそこにこう人格があってという存在を認める法律とか、映画とかでありますけど、出てきたりすると、ね、どうなっていくんだろう、意外と近いですかね?
5年後にはそこまでじゃないけど、人工知能のね、なんかが出来る可能性があるって言ってたから、5年後なんてあっという間ですからね。
ほんとに20年くらい経っちゃったらどうなるんですかね。
そこに座っているのはAIかもしれない(笑)
こうやってしゃべっているのもAIの可能性もあるし。
あ、岡田ロイド(笑)アハハハ、岡田ロイドが変わって、そうですね、ぼくが行けないところは岡田ロイドがそっくりの(笑)かわって働いてる。
鼻押したらそれになる、みたいなね、パーマンの世界に、コピーロボットの世界とかもね、できてくるのかなあ、どうなんですかね。
でも夢は実現する時代と言っていましたから、もしかしたらそういうのができる時代がくるかもしれませんね。

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以上です。

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人型ロボットによる接客というのはところどころで話題になりますね。
確か名古屋で開催された万博にも居たような?
何ヶ国語にも対応できるようにプログラムしておけば受付や案内にはもってこいですよね。
でも、やっぱり味気ないかなぁ…。もちろん最初は物珍しいとしても。
かといってロボットが意思を持つのも怖いな〜(^^;)

ちなみに前回出演なさったときのレポートは出来ておりませんでした。
HPはこちら。こちらも概要なしです。
http://www.j-wave.co.jp/original/growingreed_past/contents/236/



レスり〜♪


レスり〜
posted by さすらい母 at 23:42| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 岡田准一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月05日

なやむ〜

すっかりご無沙汰しております。すみません。


『Growing Reed』のすぐあとの『ぴったんこかんかん』にも沙羅ちゃんが出てました。
自己紹介の時に「スキーのジャンプをやっている高梨沙羅です」って挨拶していて安住さんに「みなさん知ってると思いますよ」って言われてました。なんかそこらへんからして可愛いというか、なんかいいですよね。ほんと、可愛かったですよ。


さて、皆さんはCDの予約はなさったのでしょうか?
おまけのポスター、それぞれによって柄(?ポーズ?)が違うということで何種類かあるみたいなんですよね。もちろん3種類以上です。
前の時はジャニーズやエイベックスのHPに写真が載ったんですけど、こんどはどうなんだろう?とても全部から買えるわけではないので、いいのをピックアップしたいんだけどな〜。つまり、3箇所で買うわけですが…。
悩む〜(^^;)


あっ、『アメージパング』ですが、前々回は、イギリス特集で前回は極妻座談会でした。
いずれも岡田くんの出演は無しでした。
映画で忙しいんでしょうかね〜。ひっきりなしだもんなぁ…。



レスり〜♪



レスり〜
posted by さすらい母 at 23:08| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | V6 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする